JR北鎌倉駅で下車、まずは
松ヶ丘東慶寺に行った。
この時期(6月)には、アジサイとともに、岩たばこという花が咲く。
湿気の多い急な岩場に生える花なのだが、この寺ではかなり広い面積の岩場に岩たばこが咲いていた。
紫色の小さな(2cm程度の)花が岩肌からちょこっと顔を出しているのは可愛らしい。
この時期定番のアジサイも咲いていた。
右の写真は寺の中に咲いていたアジサイを撮ったものだが、よく見かけるアジサイとは少し違う。
よく見ると、花の中央が花びらの代わりに両性花(1つの花の中におしべ、めしべが両方あるもの)になっている。
これはガクアジサイと呼ばれるものだが、外側の花びらが両性花を取り囲んでいる形を額に見立てて、そう呼ばれるようになったらしい。
続いては、鎌倉五山第4位の
浄智寺。
ここではカエデが紅く色づいていた。
秋の時期と違って周りが緑なので、紅い葉があるとよく映える。
浄智寺には江ノ島鎌倉七福神の1人(?)である布袋尊の石像がある。
お腹を触るとご利益がある、ということで、皆触っていた。
今までも多くの人に触られているようで、お腹の辺りの色が他の部分と異なっている (^o^;)
モンシロチョウが飛んでいたので、ちょうど花に止まったところを撮ってみた。
羽をじっとしていてくれなかったので、ぶれている。。
最後は
明月院。
通称「あじさい寺」と呼ばれるほど、アジサイの名所でもある。
しかし残念ながら、この日はまだアジサイが咲ききっていなかった。
そんな中、花想い地蔵という可愛らしい地蔵を見つけた。
なんと、地蔵がイアリングをしている。
季節によって抱えている花が変わったり、装飾も変わるようだ。
冬にはマフラーを巻くらしい。