長方形の面積を、公式なしで求めてみましょう。
面積の定義は、次の通りでした。
1辺の長さが1の正方形の面積は「1」
では、この定義を使って、下の図の赤い部分の長方形の面積を求めてみましょう。
この長方形が、1辺の長さが1の正方形が何こ分かが分かれば、長方形の面積は求められそうですね。
正方形の数は、かけ算で求められます。
2 | × | 3 | = | 6 |
たての正方形の数 | よこの正方形の数 | 赤い図形の正方形の数 = 赤い図形の面積 |
正方形1つあたりの面積は1でしたので、その正方形が6こ分のこの長方形の面積は「6」になります。
ここに公式らしきものが見えましたね!
たてとよこの正方形の数は、それぞれそのまま長さと一緒になるので、
長方形の面積 | = | たての長さ | × | よこの長さ |
となるわけですね。